奄美大島の郷土料理として有名な鶏飯。最近では、スーパーマーケット成城石井のお惣菜として販売されるなど、全国的にも食べられる機会が増えています。
「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理。
鹿児島本土からやってくる役人をもてなすためにつくられたのが発祥と言われている鶏飯は、今でも年間を通じてお祝い事やおもてなしの席で食されています。
じっくりと煮込んで抽出した鶏の出汁の深い味わいが具材とベストマッチ。スープと一緒にさらさらといただけるので、思わずご飯が進みます。
旅行で奄美大島を訪れた際には、ぜひ食べていただきたい一品です。
こちらの記事では、そんな鶏飯のレシピと手軽に食べられるお店をご紹介します。
鶏飯のレシピ
鶏飯は出汁をしっかり取るのに時間がかかりますが、つくり方としては難しいものではありません。
材料は下記の通りです。
材料
米:320g
水:480cc
鶏:1羽
水:適量
しょうが(薄切り):少々
塩:少々
清酒:小さじ2
淡口醤油:大さじ1
干ししいたけ:8g
干ししいたけ戻し汁:適量
【A】 淡口醤油:小さじ2
【A】 本みりん:小さじ1
卵:2個
【C】 砂糖(上白糖):少々
【C】 塩:少々
塩:少々
葉ねぎ:20g
パパイヤの味噌漬け:40g
みかんの皮:少々
焼きのり:少々
奄美大島のスーパーでは鶏飯用に鶏が丸ごと1羽で販売されています。
作り方
1.(下ごしらえ)干ししいたけは洗って水で戻し、戻した汁はだし汁として使う。鶏ガラはよく洗い、血の塊など余分なものを取り除く。葉ねぎ、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮はみじん切りにし、錦糸卵、焼きのりは千切りにする。
2.米を炊く。
3.水をはった鍋に、鶏、しょうがを入れて火にかける。
4.アクを取り除きながら弱火で1時間程度煮込む。
5.塩、清酒、薄口醤油で味付けを行う。
6.鶏を取り出し、冷ましてから肉を手で裂く。だし汁は濾す。
7.Aと干ししいたけの戻し汁を火にかけ、千切りにしたしいたけを煮詰める。
8.鶏肉、しいたけ、錦糸卵、葉ねぎ、パパイヤ漬け、みかんの皮、のりを皿にきれいに盛り付ける。
9.ごはんを茶碗に盛り、8をかたち良くのせてスープをたっぷりかけていただく。
出汁を取るために鶏を煮込む時間がありますが、工程としてはシンプルです。
tumuguには調理器具や食器をご用意していますので、旅の思い出づくりにぜひ挑戦していただきたいです。
鶏飯が食べられるお店
tumuguの近隣の飲食店でも鶏飯を食べることができます。
お店によって少しずつ味の違いがあるので、興味のある方はぜひ食べ比べをしてみてください。
ばしゃ山村
tumuguから車で4分の海を見渡せるレストラン。鶏飯以外にも様々な料理が楽しめます。
こころ
tumuguから車で8分、ランチタイムのみ営業の飲食店。鶏飯をはじめとした島の料理を食べることができます。
tumugu周辺で食べられるお店を紹介しましたが、鶏飯はお土産としてもたくさん販売されています。フリーズドライになっていて手軽に食べられるものが空港などで購入することができますので、奄美大島の思い出にぜひ手に取ってみてください。
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